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| 鶸色(ひわいろ)C=28,M=10,Y=95,B=0 #C5C81D | 鶸とは鶸鳥という小鳥のことで、その羽の色から名づけられたのがこの色です。 冴えた黄緑色で、かなり黄色に近いといえます。 この鳥のことは古くから知られていて、枕草子にもその名がでてきます。 ただし色名とされたのは、鎌倉時代に入ってからのことのようです。 | |
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| 萌黄(もえぎ)C=56,M=8,Y=95,B=0 #83B12B | 緑色を表す代表的な伝統色名です。萌葱また萌木とも書かれることがあります。 春になって萌え出でた若葉のような冴えた黄緑色です。 | |
| 苔色(こけいろ)C=62,M=42,Y=83,B=8 #6F7741 | 苔の色のような濃い黄緑色が苔色です。 モスグリーンというような表現も最近は良く使われますが、 苔に対して、独特の美意識を持つ日本人が生んだ色名です。 | |
| 海松色(みるいろ)C=38,M=23,Y=50,B=58 #615A38 | 海松というのは、磯の岩などに付着している藻のことで、それにちなんだ暗い緑色がこの色です。 一般的には年配の人向けのキモノの色として用いられることが多かったようですが、 祝儀の折のおめでたい色とされていたようです。 色名としては古く、平安時代から用いられていたようですが、中性、近世と引き続き人気がありました。 | |
| 松葉色(まつばいろ)C=60,M=27,Y=68,B=30 #5D704D | 松の葉のような色のことをいいますが、濃い目の少しくすんだような緑です。 常緑樹である松の緑を永久不変のシンボルとしてきたこともあって、 この色は昔からめでたい色とされてきました。松の葉色とも呼ばれます。 | |
| 鶯色(うぐいすいろ)C=39,M=24,Y=88,B=60 #504F1C | 鶯の羽の色に似たかなり深めの緑です。この色を褐色がからせた鶯茶というのもあり、 こちらは茶色が好まれた元禄時代に流行しましたが、鶯色が一般に普及したのは明治になってからのようです。 | |
| 苗色(なえいろ)C=42,M=12,Y=56,B=10 #9AAD7B | 稲の苗のような淡い感じの緑色です。かさねの色目にもこの色名はあり、 表が淡青、裏が黄色で表現され、夏の色とされています。 | |
| 木賊色(とくさいろ)C=80,M=36,Y=70,B=0 #4A7A5F | 藍を下染めしたところに刈安を掛けて染め上げられたこの色は、かなり青黒味を含んだ緑色です。 木賊というのは、砥草とも書かれる茎の硬い多年草で、昔は民家の庭先にはよく植えられていたなじみの深い植物だったようです。 この色名が作られたのは鎌倉時代に入ってからのようで、武士の服色に愛用されたといいます。 古くは、この色は南方産の昆虫の分泌液や紅花などを精製して作られました。 | |
| 青竹色(あおたけいろ)C=76,M=0,Y=50,B=30 #397F71 | 青竹の色にちなんだかなり青みの強い緑色です。 この色名は江戸中期になってから使われるようになったようですが、 化学染料のなかった当時にはこの冴えた色を出すのはかなり難しかったはずです。 | |
| 白緑(びゃくろく)C=32,M=0,Y=25,B=0 #BEDCCA | この色は染色名ではなく、緑青と同じく、もともとは孔雀石の粉末から作られた淡い緑色の顔料のことを指します。 緑青の粉末をさらに細かく砕いていくと光の反射によって白っぽい緑になり、この色のようになります。 古くは寺院や仏画の彩色に使われたそうです。 | |
| 青磁色(せいじいろ)C=60,M=8,Y=48,B=0 #7CB297 | 中国では、古くからすぐれた青磁の器がたくさん作られてきましたが、 その青磁にちなんだ淡い緑です。陶磁器は別名、秘色(ひそく)とも呼ばれ、宮中で珍重されたといいます。 あわせの色目にも秘色というのがあり、表が瑠璃色、裏が薄紫であらわされます。 | |
| 緑青色(ろくしょういろ)C=76,M=24,Y=62,B=21 #2F7A64 | この色は染色名ではなく、孔雀石の粉末から作られた緑色の顔料のことを指します。 銅を放置しておくと、表面に緑色のさびがついてきますが、そのとき色が緑青です。 | |