赤と茶色の中間的な色ということで、橙色としてとりあえず分類してみました。
ちなみに、橙色そのものも伝統色のひとつでミカンの仲間の橙の表皮の色からつけれれました。
オレンジ色といったほうがなじみが深いのかもしれませんが、
オレンジ色でくくるにはちょっとバリエーションがありすぎるので、あえて橙としてみました。 | ||
| 洗朱(あらいしゅ)C=0,M=70,Y=73,B=10 #D06440 | 赤みのうすい紅色。 朱色を洗い薄めたような色という意味で名づけられた色です。 明治以降、化学染料が普及するなかでわりと鮮やか目の色が好まれるようになりましたが、 この色のように逆に伝統的な雰囲気を感じさせるような色も一部流行しました。 | |
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| 蘇比(そひ)C=0,M=64,Y=68,B=4 #DF764E | 緋色と同じく茜染めの一種ですが、緋色よりも淡く、 また緋色ほどは位の高い色ではありませんでした。 | |
| 蒲色(かばいろ)C=0,M=85,Y=88,B=15 #BB3C24 | 蒲とは湿地に生えるの蒲(がま)の穂のことで、それに似た褐色がかった橙色が蒲色ですが、 「かま」がなまって「かば」になったといわれています。樺の字があてられることもよくあります。 | |
| 代赭色(たいしゃいろ)C=26,M=74,Y=83,B=0 #B35B37 | 代赭とは、酸化鉄を多く含んだ赭土から取られた顔料のことが本来です。 その昔、中国の代州(現在の山西省)で良質の赭土が多く産出し、代州赭と呼ばれたそうですが、 それが短縮化されて、この色名になったといいます。 | |
| 萱草色(かんぞういろ)C=0,M=46,Y=78,B=0 #F2A046 | 別名「忘れ草」とも呼ばれるユリ科の植物「萱草」の花にちなんだ黄味がかった橙色です。 源氏物語にも登場する由緒ある伝統色ですが、当時は喪の時に着用される凶色とされていました。 | |
| 琥珀色(こはくいろ)C=0,M=44,Y=72,B=31 #B3793D | 琥珀のような茶色がかった黄橙色です。 琥珀は松の樹脂が埋もれてできた石で、古くから珊瑚や瑪瑙などとならんで貴重なものとされてきました。 ほんとうに良質なものは、透き通った黄色ですが、その多くは不透明でその色が琥珀色とされたようです。 | |
| 狐色(きつねいろ)C=21,M=64,Y=91,B=0 #C0712A | 狐の毛色に似ているところから名づけられましたが、蒲色より黄色が強く感じられる黄褐色です。 今では、食べ物がこんがりおいしそうに焼けた様子を表現するのに用いられることが多くなっています。 | |
| 黄丹(おうに)C=0,M=70,Y=70,B=0 #E36D4A | 「おうたん」とも読みますが、紅花やクチナシを使って染められたかなり華やかな感じの橙色です。 この色名が表れるのは奈良時代前期と古く、皇太子の礼服色として定められました。 もちろん一般の使用は禁じられた禁色でした。 | |
| 紅鬱金(べにうこん)C=12,M=63,Y=78,B=0 #D27741 | 鬱金(うこん)を下染めにして紅花を上掛けにした黄味がかった橙色です。 井原西鶴の「好色一代男」にも登場する江戸時代の前半に愛好された染色です。 | |